Androidのアプリを作りたいので、Courseraでイリノイ大学のAndroidアプリ製作の講義を受けた!
初心者にもやさしいAndroid講義
この講義は、以下の2つに分かれているところが特徴。
- 非プログラマ向けの講義 : 1week – 5week
- プログラマ向けの講義 : 6week – 9week
前半の1-5weekの講義が終わると、一応講義としても終了の単位がもらえる。後半は意欲があるひとのみが挑戦できるが、成績には影響しない。 怠惰な自分は前半の講義のみを受講したので、感想も前半部分の内容のみということで。
内容は、非プログラマにも理解できるようにということで、とてもやさしくて、丁寧。Javaの文法や、Eclipseの使い方などなど、一つ一つわかりやすく解説される。 しかし、EclipseやJavaに慣れ親しんでいる自分としては、講義の速度が遅く、物足りない部分も多々あった。 そういう人のために、後半の講義も用意されているのだと思う。
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開発環境まわりでハマっても、Discussion Forumsをのぞくと大抵解決方法が見つかる。なにしろ、10万人が参加しているのだ。
105000人が登録ってすごい I signed up for Creative, Serious and Playful Science of Android Apps on @Coursera! https://t.co/qnKflSyQhN #androidapps101
— きつね (@tsu_nera) 2013, 12月 1
自分と同じところでハマっている人は五万といる。 StackOverFlowで探すよりも、Forumで探した方がよい。ここが、MOOCの凄さ。
宿題はアプリ製作
Assignmentは、もちろんAndroidアプリ製作だ!5weekを通して、Lectureで3本、Assignmentで4本のアプリをつくる。
一番はじめの講義で、開発環境を整えた。記事にもまとめた。
Eclipse ADTでつくるAndroidエミュレータ開発環境構築メモ(Windows) | Futurismo
それから、2,3回目の講義で、基本的なアプリ製作の流れが解説される。そして、宿題で2本のアプリをこなす。 4,5weekの講義では、音楽や画像をつかうライブラリの解説や、Activityの制御など、やや本格的なものが解説されて、それをベースに宿題で2本のアプリをつくる。
Assignmentが終了すると、PairReviewもある。これは、別の人のつくったアプリをお互いに評価し合う。知らない国の知らない人のアプリを見るのはおもしろかった。
以下、Assignmentで作成したアプリのスナップショット。
ShannonKnuth
CS分野で有名な偉人を2人選んで、その紹介ページを作成する。これはWebベージをつくるようなお手軽な課題だった。
Maracas
自由課題。Android端末の向きを変えるとマラカスの音がなるというくだらないアプリ。portrateとland-scapeの制御を応用。
MisteryTures
4つのlayoutが渡される。ホームのlayoutから4つのページに遷移するようなアプリを作る。それぞれのページで音をならしたり、JavaScriptのゲームを動かしたりと。 ここでは、Activityの制御を応用する。
RosenKavalier
自由課題。オペラ「ばらの騎士」のCDレビューを買いて、適当に音楽を鳴らしてwebページ遷移を作成した。時間がないので、手抜きの突貫工事・・・お恥ずかしい。
おわりに
本当に簡単なならば製作できるスキルはつく。しかし、本当に簡単なアプリしかできないため、売れる気がしないが・・・、いやアプリ製作はアイデア勝負か??
Androidアプリはファームなので、Android製作は泥臭いものかと思っていた。 しかし、実際にはWebページを製作するような感覚だった。こういうのは実際にやってみないと気づかないことだ。
後半の講義を受けないもう一つの理由は、平行してこっちのAndroidの講義を受けているから。
これからは、こっちの講義で頑張る!